ズーシェンの母親であり、女に興味の無かったミハエルを唯一落とした魔性の女。
途中ミハエルに愛想を尽かしズーシェンを産んで間も無くミハエルの元から去った。
それ以降一人でズーシェンを育てたが純血思想が強くズーシェンにもその思想が受け継がれている。
自分が悲惨な幼少期を送ったことからもズーシェンを厳しく育てたがほとんど手のかからない子供だったと認識している。
聞き分けが良く何でも言う通りにする賢いズーシェンをナソラは気に入っていたが気味の悪い子供だとも思っていた。
ミハエルに近付いたのは吸血鬼として優秀な子を宿したいという目的からと、ミハエルに対し僅かな憧れと好意を抱いていたリコリスへの嫌がらせでもあった。
最終的にナソラは母・カルラによって殺された